2017年01月19日 12:55

お袋の詩

入院中に自分の人生を振り返ることが出来て、本当に徳を得た気がします。
生かされている自分を知り、沢山の人達に心の会話をさせて頂いている自分は幸せ者です。
最も影響を受けているお袋の事も振り返りました。大きな不良債権で一転して生活苦に陥った我が家が、このお袋の天然さに助けられました。
食べる物に困ってた我が家なのに、笑いの絶えない毎日だった。
兎に角、世のため、人のため。他人のせいににしないお袋。
私に教えた2つ、「罪を憎んで人を憎まず」「騙されるのは一時の苦しみ、騙すのは一生の苦しみ」忘れたことがない。
15年前お袋がお風呂で急死した。日頃からぽっくり死にたいと言っていたが、本当にそうなった。88歳。
そのお通やを思い出した。
和歌をこよなく愛していたお袋、お通やに兄姉達と皆んなが作ってみようとやり出し、とうとう夜明けまでやり続けることに。改めてお袋の上手さを知った時でした。
その後、偲ぶ歌集としてお袋の和歌の最後に我々兄弟の作も載せました。

お袋の辞世の句
「八十八まで生かされたりし吾が命
神に謝しつつ豆を数へん」

因みに私の句
「出棺のその時までにとめぐらせつ
ただ「おおきに」になにも悔いなし」

お恥ずかしい(^。^)お袋 004

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