2012年10月15日 15:01

心に触れるお菓子

坂本光司研究室の視察先第2弾

神戸の甲陽園にあるお菓子やさん
ツマガリhttp://www.tsumagari.co.jp/さんを視察しました
店舗、工場、工房と点在している
別名ツマガリ通りと言われている
『困っている人に頼まれては助けただけ』と言い値で購入されている
ツマガリ必ずしも立地が良いとは言えない本店
一階(地下のよう)でしか扱わない生ケーキ売り場
2階は焼き菓子のショ―ルーム
3階は通販対応のオペレーションルーム
『3階が一番稼ぎます。』と



社長順番に工場を案内してもらった
『仕入れは一切値切りません!』
『そうでないと良い品物は手に入りません』
昭和25年生まれの社長が熱弁
バターは北海道の指定牧場で
牛乳は被災地の山で放牧している牧場から
なんと500円/1ℓ
飲ませてもらったが、甘くて、やや黄味がかって
過去に経験の無い美味しい牛乳だった
一事が万事の原材料
モノづくりの原点を話された
社長と
『見えない所で誠を尽くす!必ずお客様に通じます!』
今でも耳から消えない素晴らしい哲学
障がい者雇用もきっちりやられ
なんと言っても職場が明るい
『僕は菓子職人、企画とかお金は任せています』
特に女性社員は活き活きして楽しそうです

近くの自宅で全員お話を聞いたが
『この家、銀行のお方に頼まれて買ったんです』
2階建ての豪邸
『ここで住んだこと無いんです社員の食堂ですわ2階は社員の家族が来たら泊まってもらってます。私はアパート暮らしが良いので
何気なく話される言葉に重みを感じたのは私だけではない筈

『建物で借り入れ金が限度額になり。運転資金なしでスタートしました。』
『創業以来黒字が続いています
経営の根幹を学びました

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