2011年11月30日 16:10

有福温泉・旅館 樋口との深い縁

縁というのはいつでも、どこでも出来るものではない。縁は感じ取らないと生まれない。その感じる度合いで深くも浅くもなる。
【有福温泉・旅館 樋口】 http://www.ryokanhiguchi.com/
昨年、島根(松江)人財塾の講演をさせて頂いたことをきっかけに、翌日の宿泊先に家内がここを選んだことで深い縁となった。

島根県江津市に有福温泉がある
その昔は沢山の旅館がある温泉街だったそうで、芸者さんも沢山いたそうです
昨年には大火事もあり、今では5軒程度の旅館がある温泉に

そんなロケーションに旅館樋口がある
毎日ほぼ満室の状態
その理由は長男の樋口専務(39歳)の手腕と女将のスタンスにある
東京で就職していた彼に女将(母親)からヘルプの声
『戻ってみると火の車、どうしょうもない状態じゃった』と専務
それから予約の取れない旅館に立て直した手腕は見事

その仕掛けを一部紹介します

玄関ロビー竹と茶香をコンセプトに
玄関やロビーは趣一杯!
大きなスペースを取っている
大きな旅館とは違う
玄関から入ると階段が見えたり
田舎の大きな家の玄関先みたい

色々な柄の浴衣が並べてあり、
女性客は先ず食いつく

ロビーで大きなオルゴール時計がおいてある
椅子や敷物
竹細工
全て、経営者と社員の共有の中で設営している
我々を歓迎してくれている
そんな心が伝わってくる


チェックインしてからも仕掛けが一杯ある
部屋に案内される途中
試飲『こちらは色々のお茶をお楽しみ下さい』
『地元の日本酒、焼酎、梅酒もお楽しみください』
ロッキングチェアーやソファーがあり
ゆっくりくつろげる
図書館『こちらは図書室です』
大人から子供まで楽しめる
図書室や試飲室にも一筆書きメモが置いてある
書いたものを見ると
『パパありがとう。こんな素敵な所を選んでくれて
『結婚して初めての温泉、ありがとう感謝します』
奥さんや子供からのメッセージが目についた
その他、DVDの貸し出しの部屋や寛ぎの空間があちこちに

いよいよ部屋に
今回は“恵比寿”の部屋
石見神楽にちなんだ名前が使ってある
天神、八幡、岩戸・・・・等々
恵比寿ほとんどの部屋には露天風呂がある
テレビは50インチ以上で
DVDが楽しめるシアター風のオーディオシステムがある
寝室は和モダン

部屋食部屋食を楽しめる
この日は女将さんと専務が相手してくれました
なんとリピーターは1000人を超えたと言う
毎年来るお客さんもあるとか

因みに我々は昨年から3回目、完全にはまったと言える

料理は言うまでもなく一流の味
幻の魚“ノドグロ”、島根和牛といずれも最高
夜食のおにぎりもこっそり置いてある

仕掛けはまだある
有福カフェカフェ
宿泊客以外も沢山来られる
焼き立てオリジナルパン
温泉水を使ったオリジナルコーヒー
島根和牛カレー
多彩なスパゲティー
ホームページで改めて見てください
これらのメニューはスタッフが考えて行っている
あちこちの仕掛けも
スタッフのアイデアが目白押し
自主性を凄く重んじている経営
見習う点が多い

その二人が月曜日(28日)わが社を見学に来てくれました
ウェルカムボード一通りの案内を
長女がプレゼン形式でして
新入社員2人に質問に応えさせました
積極的な質問に時間の経過を忘れるほどでした
『色々勉強になりました』
と言っておられたが
私が得たものの方が大きかったような気がする

本当に不思議で深い縁が出来たものです
家内を同行させると、不思議な縁があちこちに出来るのです
何か持っているのでしょうかねー


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