2010年09月22日 15:36

上海レポート1

9月13日〜17日上海出張
3回に分けて、上海周辺生情報をレポートします
13日は上海天彦祥のオフィスで経営会議並びに個人面談
少人数でやっているため、一人二役となっている
本社からの種々の要求と活発な上海市場に追われている
本社から松本課長を3ヶ月出張させて、実態把握をしている
モチベーションの高いスタッフ達
朴副総理の志に共鳴している
夜はスタッフ達とJ社のOさん、Zhenさんを交えて会食
スタッフ1スタッフ大家さん





   (松本君と朴君)           (張君、施君、許さん)        (Z君、私、Oさん)

会食中の松本課長とスタッフの会話はなんとも違和感が
英語+中国語+日本語
いずれもが片言なので、我々さえ理解できないのに
スタッフと分かり合えている
このキャラは会話を促進している

上海万博は大きな分岐点
半年振りの上海は大きな変化をしていた
コストの安い品物が出来る国でなくなった
ワーカーの給料が上がり続けている!
ホワイトは高止まりで落ち着いているが、その差が接近している
取引先のY社の総経理は
「最低賃金は1,200元と言われているが、それでは定着しない。2,000元
は出さないといけない。」
更に、3Kの仕事を避けてきているという
日系企業だけでなく、ローカル企業も同じ傾向
つまり、素材だけでなく、人件費(製造原価)が大幅に上がっている
これによるコスト高で、ローカルを使っている日系企業は
値上げ攻撃と選別受注に苦慮している
拡販中のローカル企業S社は
「低級品は合わない。付加価値のあるモノしかやれない。」
中級品以上高級品へ生産は移行している
マッチング行列行列1





 (主催者側が整列)      (入場者が長蛇の列)        (空港並みのセキュリティー)

今回参加した日中ものづくり商談会では
新たな調達先探しをしている日系がほとんどでした
万年筆の大手S社は
「図面を渡すので、これを供給して欲しい。」
輸送機メーカーF社は
「難しい加工は無いし、国内材で可能。だから値上げがキツイ!」
と音を上げておられた。

一方中国の対外投資も活発!
2000年10億ドル ⇒ 2009年460億ドル

技術の流出を問題にしている日本政府だが
【日本買いが止まらない!】
    “まさか!あの大手企業も買収!?”

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