2009年01月28日 11:14

越中富山の薬売り

35年ぶりに富山に行ってきました
さぞ雪深いと思い完全防備でサンダーバードに
金沢、高岡と過ぎ、車窓は快晴
富山駅に着き、そこは大阪より暖かい
富山4
上から下(久し振りのパッチ)まで完全防備はむしろ暑い
遠くに見える立山連峰は綺麗に雪化粧
チョット肩すかし・・・










富山と言えば、YKK、三協立山アルミ、不二越が代表される企業
その一つ不二越さんに向かった
卒業して最初の就職先のアサヒスチール時代に、研修で来て以来
ブラックリストに載ったほどの不良研修生だったそうだ
今回は材料の供給をお願いするのが目的なので、先にお詫びを入れないと
K事業部長は当時の担当者
「よく聞いておりましたよ!」と第一声
「・・・すんません・・・」
工場を案内していただいたが、過去を思い出すところは殆んど無く
近代化された工場ばかり
展示場など、何処かのホテルのようだった
35年ぶりなので、当然と言えば当然かも

時間があったので、CICというビルへ案内していただいた
そこには富山の物産展が常設されていた
富山1
越中富山の薬売り
歴史と共に、当時の薬などが展示販売されていた
完全にタイムスリップ
それは幼少?の頃
田舎の我が家にも隔月、富山の薬売りが常備薬の入れ替えに来られていた
何故か、決まって昼食時
その日はワクワクして落ち着かない自分があった
母は決まって、薬売りさんに昼食を準備していました
薬売りさんは持ってきたパンと紙風船を、私にくれた
ある時はジャムパンある時はクリームパン、アンパン・・・
当時、貧困家庭にパンなど食べる機会がなかったから
このときのパンは宝石のように輝いていた
兄弟の人数分を糸で切り分けていたのを、懐かしく思い出す
(これで、もめること大)
四角い紙風船で何日も遊んだなー
展示している薬も懐かしい
六神丸、ケロリン、赤玉はら薬・・・・
「鼻くそ丸めてマンキンタン」なんて言葉も流行していたなー

ホテルで目覚めると
「えーッ真っ白!凄い!」
一面雪化粧の市内
道路から水が出て、歩道は“大根おろし状態”
ぬかった!革靴・・・滑るだけでなく、直ぐに靴の中まで浸水
完全防備とは、全くの素人
足跡を辿ろうと、老人の後を追うが、すいすいと離されて、足跡が消える
傘をさして、ヨロヨロ歩き・・・・
駅まで5分が、20分
越中富山のアカギレ膏薬が要るかも・・・・?
富山2富山3

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